2024-01-23

鹿児島県奄美大島視察ツアー(2023.08.27-29)

鹿児島県奄美大島にて、シュリンキング・シティ研究会のメンバー4名+鹿児島大学の小山雄資先生とで現地視察を行いました。8月27日の夕方に皆で集合し、食事をするとともに、この日は翌日取材をする予定が入っている伝泊の空き家を転用した宿に宿泊しました。8月28日の午前中は笠利地区にある伝泊という企業を訪れ、建築家でもある山下社長にいろいろと、その事業のコンセプト、縮小している地区の課題などについてお話をいただきました。

8月28日の午後は奄美市役所に訪れ、人口縮小の課題についてお話を伺ったのですが、仕事はあるが住宅不足で人手を確保できないという課題があることを知りました。奄美大島は全般的に平地が極めて少なく、それは最大集落である名瀬でも例外ではありません。しかし、研究会のメンバーは何か知恵を絞れば、問題は解決できるのではないか、という印象を持って役場を後にしました。この日は名瀬のホテルにて宿泊しました。

8月29日は移動日ではあるのですが、午前中には黒糖焼酎の工場を見学し、奄美群島でしかつくれない黒糖焼酎のブランドについて、いろいろとその地域経済を活性化するポテンシャルについて研究メンバーとで議論をしました。現地を訪れて、その理解を新たにすることの多さを改めて気づかされた視察ツアーであったかと思います(文責:服部)

廃業したスーパーマーケットをリニューアルした伝泊のメイン施設+介護センター
我々が宿泊した空き家を宿泊施設に転用した宿
名瀬では最近、面白いコミュニティ活動の拠点となっている末広市場、永田橋市場をも訪れました
関連記事