本国際セミナーの運営組織「シュリンキングシティ研究会」は、科研費B「シュリンキングシティにおける空間変化と計画的対応策の日米欧比較研究と提案」(平成27~30年度)の代表者と分担者(下記)で構成されていました(肩書きは2019年時点)。
海道清信(代表) | 名城大学都市情報学部名誉教授 |
服部圭郎(副代表) | 龍谷大学政策学部教授 |
藤井康幸 | 静岡文化芸術大学文化政策学部教授 |
松行美帆子 | 横浜国立大学大学院 イノベーション研究院教授 |
吉田友彦 | 立命館大学政策科学部教授 |
シュリンキングシティ(縮小都市)に関する日米欧研究交流は、2014年7月の横浜国立大学におけるワークショップから始まりました。平成27年度に、科研費基盤B「シュリンキングシティにおける空間変化と計画的対応策の日米欧比較研究と提案」に採択され、本格的な研究と研究交流を進めてきました。
ドイツ・ライプチッヒ市(2016年3月、Helmholtz Centre for Environmental Research – UFZにて)、ドイツ・エアフルト市(2017年3月、Erfurt University of Applied Sciencesにて)、ドイツ・ライプチヒ市(2019年8月、Leibniz Institute for Regional Geography, IfLにて)で、日米欧などの研究者が集まり、研究会や現地調査を開催した。日本側研究者は、横浜ワークショップ以降、毎年3,4回、東京、金沢、神山町などで、研究会を開催してきました。さらに、2018年9月には、日米の研究者を招聘し、シュリンキングシティ日米研究交流セミナー2019を名古屋にて開催しました。
この間、日米欧の研究メンバーによって、ヨーロッパの専門雑誌「Cities Vol.69」(2017年3月、Elsevier社)に、シュリンキングシティのディスコース分析に関わる5本の論文(日本、ドイツ、アメリカと総括論文2本)を、特集として掲載することができました。さらに、服部圭郎『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』(2016年3月、学芸出版社)、海道清信・藤井康幸・ドイツ研究メンバーなどが『都市縮小時代の土地利用計画-多様な都市空間創出へ向けた課題と対応策』(2017年7月、学芸出版社、共著)ほか学術論文を発表してきました。
2018年度は、第18回IPHS、国際都市計画史協会の2018横浜、2018年7月で、メンバーによるラウンドテーブルShrinking Planning in the Historical Planning Contextを主催しました。
2021年度からは日本都市計画学会の研究交流事業としてシュリンキングシティ研究会が再始動しました。これは3年間の活動となります。また、これまで代表であった海道先生が名城大学を退官されたことで、副代表であった服部先生が代表、吉田先生が副代表になりました。それと同時に、広くメンバーを公募したところ、総勢22名の大所帯となりました。
服部圭郎(代表) | 龍谷大学政策学部 |
吉田友彦(副代表) | 立命館大学政策科学部 |
海道清信 | 名城大学都市情報学部名誉教授 |
藤井康幸 | 静岡文化芸術大学文化政策学部 |
松行美帆子 | 横浜国立大学大学院 イノベーション研究院 |
饗庭伸 | 東京都立大学都市環境科学研究科 |
青木嵩 | 大阪大学大学院工学研究科 地球総合工学専攻 |
岡井有佳 | 立命館大学理工学部環境都市工学科 |
梶田佳孝 | 東海大学工学部土木工学科 |
加登遼 | 大阪市立大学生活科学研究科 |
鎌田嘉明 | |
後藤良子 | 株式会社URBANWORKS |
小林純子 | 株式会社日本経済研究所地域本部地域産業部 |
瀬田文彦 | 東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻 |
十代田朗 | 東京工業大学 環境・社会理工学院 |
中島弘貴 | 東京大学未来ビジョン研究センター |
馬塲弘樹 | 一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科 |
松本忠 | 経済協力開発機構 |
山梨竜彦 | 情報経営イノベーション専門職大学 |
Jan Polivka | Faculty of Architecture I RWTH Aachen University |
尹喆載 | 慶北大学建築学部 |
米村博昭 | (公社)奈良まちづくりセンター |
渡邊隼 | 日本大学 経済学部 |